風景写真撮影に単焦点レンズとズームレンズどっちを使う?
2016年07月26日 : ストックフォトブログ記事
レンズシステムを単焦点レンズにした理由
私は、良くYoutubeなどで、海外のプロの風景写真家の動画などを見ていますが、ズームレンズより単焦点レンズを使っている方が多くいて、レンズシステムを変更することに決めしました。
人物撮影には、単焦点がとても魅力だと言われていますが、それはズームレンズに比べてF値の明るいレンズが多く綺麗なボケが魅力的なのと画質がズームレンズより良い点だと言われています。
じゃ風景撮影では、どうなんでしょうか?私の周りの方の多くもズームレンズを利用しています。その理由の一つに撮影場所が狭く単焦点レンズでは、自分の描いた構図を得ることが困難な場合が多いからです。
私は先月からレンズシステムを18mm, 21mm, 35mm, 50mm と70-200mmのズームレンズに変更しました。「単焦点レンズメインで、不都合は無いか」実際撮影に出かけてみるとズームレンズの時のような便利さは無いが、フレーミングから構図まで、困ったことはありません。
一番気になるのは画質なのですが、ズームレンズは、Nikonの大三元で、単焦点レンズは、カールツァイスになります。はっきり言って劇的に写りが良くなったと思ったことはありませんが、光の角度や条件によっては、しびれる写真が何枚か撮れています。また遠景部分は、ズームレンズよりかなりシャープさが増しています。
これからも単焦点レンズメインで風景撮影に行く予定で、そうすることにより単焦点レンズの魅力を最大限に引き出せるように技術を磨きたいと思います。
単焦点レンズの魅力
撮影技術があがる
確かに技術向上出来る気がする。なぜならフレーミングの時にどの部分をどの様に切り取るかは、かなり細かく考えて、単焦点レンズの終点距離を選ぶため、今まで以上に構図を考えるようになりました。
またズームが付いていないため、ズームのことを考える必要がなくなります。構図の微調整は足でかせぐ必要があるが、これはそれほど問題と思ったことはありません。
F値があかるい
風景撮影には、あまり関係ないと思いますが、星空撮影の時などは問題なく利用できます。また前景を入れ背景の山などをぼかしたい時などは、綺麗なボケ感のある写真を撮影できると思います。
レンズの重さがズームレンズに比べて軽い
確かにズームレンズよりは軽くなりますが、撮影に持っていくレンズの数は増えますので、ズームレンズの時とあまり変わらないかもしれません。私の場合は、ズームレンズシステムの時は、11Kgで、単焦点レンズシステムの場合は、10Kgになりました。※カメラバック込の全ての重さ
画質が良い
高性能のズームレンズを使っている場合は、単焦点レンズに変えても写真の画質が激的に良くなったと思えないかもしれませんが、私の場合は、遠景などは、かなりシャープになって、ズームレンズの時よりクリアな写真になったと思います。
カメラに「撮らされている」から「撮っている」変わる
とても実感できた項目になります。具体的にどの動作が、そのように感じさせるか分かりませんが、確かに写真を自分で撮っていると実感できるようになりました。構図の追い込みの時は、三脚を前後左右と細かく調整する必要があるので、この動作も自分で写真を撮っている実感が湧きます。
まとめ
一番ベストは、撮影する被写体によって、使うレンズを選択することが良いですね。これからおいおいベストのレンズシステムを決めたいと思います。
撮影した写真を当ブログにもアップしますので、単焦点レンズでどのような風景写真が撮影できる見てみてください。
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