Photoshopの色域指定で選択範囲を作る(ハイライト編)

2017年03月01日 : ストックフォトブログ記事

Photoshopで選択範囲を作る方法第2弾

Photoshopで選択範囲を作る方法第2弾

Photoshopで簡単に綺麗な選択範囲を作る方法は、大まかに3種類あります。前回ご紹介した「Photoshopのチャンネルから選択範囲を作る」の次に色域指定で選択範囲を作る方法をご紹介したいと思います。

選択範囲を作る時は、様々な状況に応じて、利用するPhotoshopのテクニックを使い分ける必要があります。写真の様な朝焼けの赤の部分を強調する場合は、色域指定で選択範囲を作ることが良いでしょう。以前に「朝焼けの色を調整するRAW現像方法」で、ご紹介した方法でも可能ですが、こちらの方がシンプルかもしれません。

当サイトでご紹介しているRAW現像方法は、「朝焼けを強調するならこのテクニックを利用して下さい」って紹介している訳ではありません。例えば今回の場合は、選択範囲の作り方をご紹介しているので、応用して利用して頂けるようにご紹介しています。色域指定は、色を基準に選択範囲を作る機能なので、それを覚えてほしいと思っています。

色域指定で選択範囲を作る方法

色域指定で選択範囲を作る方法

Photoshopのツールバーにある選択範囲から色域指定を選びます。

Photoshopの色域指定の詳細設定

Photoshopの色域指定の詳細設定

色域指定の詳細設定画面が表示されます。この時画面が白黒のマスク表示になります。右にスポイトのマークが3つありますが、左端が基本の色を抽出します。真中が追加で色を抽出出来るスポイトになります。右端が抽出した色からスポイトで、抽出した色を除くことが出来ます。

また今回の様な微妙な朝焼けの赤を抽出したい時に画面がマスクの白黒表示では、分かりにくく判断することが難しい場合は、設定画面に表示されている写真の下のチェックを「画像を表示」に切り替えて、その写真から色を抽出して下さい。

左の端のスポイトで基本の色を抽出した後に真中のスポイトで、追加の色を抽出します。また許容量を調整することで、抽出したい色の幅を変更できます。

色域指定で選択範囲の完成

色域指定で選択範囲の完成

色域指定の詳細画面のOKボタンを押して完了すれば、画面に点線で選択範囲が表示されます。

レンズフィルターで朝焼けを強調する

レンズフィルターで朝焼けを強調する

朝焼けを強調するためのエフェクトは色々ありますが、今回はレンズフィルターの暖色系(81)を利用します。フィルターメニューからレンズフィルターを選択すると右横のマスクに先程の選択範囲が追加されます。

この状況でマスクを調整したい場合は、いつもの様にcommond + lでレベル補正、commond + mでトーンカーブを起動することが出来ますので、調整が必要な場合は利用して下さい。最後に適用量を調整して、朝焼けを強調する事が出来ます。説明が難しくて、上手く伝えることが出来なかったかもしれないので、分からなかった場合は、動画を参考にして下さい(汗)。

Photoshopで朝焼けを強調する前と後

Before After

Photoshopで朝焼けを強調する動画

まとめ

Photoshopで選択範囲を作る方法は、大きく分けて3種類なのですが、この3種類を覚えれば、ほとんどの状況に対応することが出来るので、ぜひ覚えて利用して下さい。「選択範囲を制するものは、風景写真のRAW現像を制する」と思って良いほど重要です。

選択範囲が終われば、ワンランク上のテクニックで、1つのレイヤーに異なるマスクを2つ作る方法を書きたいと思います。「そんな状況なんて無いよ」って思われるかもしれませんが、これが頻繁に必要になります。今回の朝焼けでも赤い部分を強調しましたが、「雪や川の上はあまり強調したくない」と思った場合は、1つのレイヤーに2つの異なるマスクを作る必要が出てきます。

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著者のプロフィール(Ace)

風景写真のRAW現像テクニックやストックフォトに関する情報を配信しているブログになります。メインの活動は、RM作家として風景写真の販売を行っています。

「なぜAceなの?」ってよく聞かれるのですが、これは以前語学留学していた時に学校の先生が付けてくれた英語名になります。海外の方が覚えやすいように使っています。

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