風景写真が上手くなるためには写真の見方が重要

2017年02月23日 : ストックフォトブログ記事

風景写真を見る時はファーストインスピレーションが一番大事

風景写真を見る時はファーストインスピレーションが一番大事

写真を始めた頃にプロの写真家の方に相談したら、上手くなりたければ「1枚でも多く撮影する」、「1枚でも多くの風景写真を見る」ことが一番大事だと言われました。その中で、今日は風景写真の見方をご紹介したいと思います。

「そんなこと必要ないよ」って思う方も多くいるかと思いますが、漠然と見るのと意識して見るのでは、全く異なります。私が写真を始めた頃は、風景写真の見方が、本当に分かりませんでした。ただ漠然と「綺麗な写真だなぁ〜」とか「こんな写真撮りたいなぁ〜」なんて思って、見ていましたが、少し意識してみることで、今まで見えなかった部分が見えてくるようになります。

「ファーストインスピレーションが一番大事」漠然と見ている風景写真ですが、ほとんどの方が同じ見方をしています。でも無意識に見ているので、気がついていないだけです。2回目以降は、あまり意味がなくなるので、風景写真を見る時は、少し意識してみて下さい。もっとも重要なのがファーストインスピレーションです。無意識に見てしまった場合は、日数をあけて再度ファーストインスピレーションを意識しながら見て下さい。

コツは、初めて見る写真の一番最初に目が止まった部分を明確にするために、写真を見た瞬間に目の動きを止めて下さい。その風景写真の「ファーストインスピレーション」を確実に理解するためです。すべての方に言えるのですが、ファーストインスピレーションを見てから徐々に周りの状況を見ています。だから無意識に見た風景写真でも一瞬で全ての部分を理解してしまいます。

感動出来る風景写真や伝えることが出来る風景写真のほとんどが、ファーストインスピレーションとメインの被写体が同じになっているはずです。漠然としか風景写真を見ることが出来ない方は、伝える風景写真を撮影することが出来ないと思って下さい。

メインの被写体を探す訳ではありません。初めて写真を見た最初の瞬間です。綺麗な風景写真でもファーストインスピレーションとメインの被写体がズレている場合は、「綺麗な風景写真ですね」って言われて終わりです。一歩踏み出すためには、このファーストインスピレーションを最も重要視して下さい。これが出来ている風景写真は、80%位の確立で、伝わる最高の風景写真です。

風景写真の構図を確認する

風景写真の構図を確認する

写真を撮影する時は、誰もが考える奥行き感を出す撮影方法です。写真は、2次元の世界だから、どうにかして、奥行き感、立体感をだそうと誰もが努力しています。でも基本的に2次元なので、これを曲げることは出来ません。だから構図を作る時や見る時は、2次元で考える必要があります。

「2次元で考えるって…」って思うかもしれませんが、簡単なことで、写真の中の大きな形を線で捉えて下さい。山の輪郭や川の輪郭など大きな被写体の輪郭を線で見てみると構図のバランスが見えてきます。構図の説明が書かれている本は多くありますが、この部分について書かれている本は少ないですね。

例えば三分割法なども同じですね。三分割法の境界線は、線として捉えているのです。海を撮影する時に水平線を真ん中にしたり、三分割法に合わせた位置にして撮影していませんか?この線の位置で、撮影することがバランスが取れて綺麗に見えるからです。

通常撮影したらもっと多くの線が出来ます。その線を意識して風景写真を見るようにすると構図を理解することが出来ます。ファーストインスピレーションの次に大きな被写体の輪郭を意識して、風景写真を見るように心がけて下さい。

風景写真のRAW現像を理解する

風景写真のRAW現像を理解する

最後に見るのが写真の現像ついてです。「ファーストインスピレーションで見た部分を覚えていますか?」「その部分は、明るいのでしょうか?」「周りよりディテールがあるのでしょうか?」それとも構図を確認した時に大きな線がすべて、「ファーストインスピレーションに導かれているのでしょうか?」などを見る必要があります。そこで、その写真のRAW現像の考え方が理解できます。

次に周りの景色を見ていくと思いますが、常にファーストインスピレーションの部分と対比しながら見て下さい。明るさやディテールなどを意識して見ることがとても大事ですね。また各被写体の大きさにも気をつけてみて下さい。大きな被写体は暗くても存在感があり、小さな被写体は、明るくても存在感が薄くなります。後は色味なども見るのですが、このあたりは作風や個性が伴う部分なので、あまり重要ではないかもしれません。

例えばよく見る風景写真の中に「全体が暗くメインの被写体にだけスポットライト的に光が当たっている写真」これは、一番シンプルな撮影方法です。明るい部分と暗い部分の差が大きければ大きいほど簡単に伝えることが出来るからです。でも伝わる風景写真の全てが、このような写真ばかりではありません。全体的に同じ明るさでもファーストインスピレーションは、メインの被写体になっている場合は、何らかのテクニックがその写真にはあります。構図やRAW現像のテクニックが必ず入っているからそれを理解することで、自分の物にすることが出来ます。

このことを理解できたら後は、それを自分の作品に取り入れることが出来るRAW現像の技術が必要です。これが難しくて、RAW現像の技術を習得しても実際に自分の作品に反映させることが出来ない場合が多くあります。それは経験値が足りないだけです。様々な状況の風景写真を1枚でも多くRAW現像することで、一歩ずつ近づいていくことが出来るので、諦めないで頑張ることが重要です。

「ローマは一日にしてならず」ですね!本当に感動出来る風景写真は、この全てが揃っています。その風景写真を見た人を引きつけ釘付けに出来る最高の風景写真です。生きているうちにたどり着けるか不安ですが… 500年は生きることはできなですからね(笑)。

まとめ

感動できる伝わる風景写真を理解することで、はじめて実践出来るのです。誰でもそうですが、知らないことは出来ないですからね。一番最初は理解することが大事です。これはどんなことでも同じですね!新型のカメラを買った時も使い方を理解して、初めて使いこなすことが出来るはずです。風景写真の上達も同じです。自分が目指す風景写真を見て、その風景写真を理解することが、はじめの一歩だと思って、意識して風景写真を見るようにしてみて下さい。

私は、ブログなど書くことが本当に苦手なので、言いたいことを理解してもらえているか不安ですが、出来る限り分かりやすく書きたいと思い努力しています(汗)。「なぜブログ書いているの???」って思う方も多くいるかと思いますが、私が写真を始めた頃は、本当に相談する人もいなく、日々迷路の中をさ迷っていました。だから「私と同じ悩みを持っている方を少しでも出口に導くことが出来たら良いなぁ〜」と思って書いています。

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著者のプロフィール(Ace)

風景写真のRAW現像テクニックやストックフォトに関する情報を配信しているブログになります。メインの活動は、RM作家として風景写真の販売を行っています。

「なぜAceなの?」ってよく聞かれるのですが、これは以前語学留学していた時に学校の先生が付けてくれた英語名になります。海外の方が覚えやすいように使っています。

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