Photoshopのチャンネルから選択範囲を作る(ハイライト編)

2017年02月28日 : ストックフォトブログ記事

風景写真のRAW現像に必要不可欠な選択範囲を作る方法

風景写真のRAW現像に必要不可欠な選択範囲を作る方法

空のハイライト部分が飛び気味なので、ハイライト部分だけをアンダーにしたいと思います。Photoshopの機能を使って選択範囲を作る方法は、大きく分けて3種類あります。これから3回に分けて選択範囲の作り方をご紹介したいと思います。今回は、その中のチャンネルから選択範囲を作る方法をご紹介したいと思います。

空全体のハイライトをアンダーにしますが、マスクを調整する部分を上手く使えば太陽だけをアンダーにすることも出来るので、是非利用してみて下さい。風景写真のRAW現像に使う選択範囲は、くっきり境界線を付けた選択範囲は作らないことが多いです。例えば空を別の写真から持ってきて合成する場合は、空と山の境界線をくっきりと分ける必要がありますが、通常のRAW現像では、あまり行いません。なぜなら境界線をはっきり分けた場合、どうしても不自然になってしまうからです。

チャンネルから適した色チャンネルを選ぶ

チャンネルから適した色チャンネルを選ぶ

通常の写真の中には、RGB、レッド、グリーン、ブルーの4チャンネルがあります。その中で、空の部分が白く山などが黒い一番良いチャンネルを探します。今回はブルーチャンネルを使いたいと思います。

初めからあるブルーチャンネルを使わずにコピーしたブルーチャンネルを使います。そのブルーチャンネルが基本となるので、選択した状態で、commond + l でレベル補正を起動します。※トーンカーブはcommond + mです。

スライダーの真ん中の三角を調整して自分の希望のマスクにします。真ん中のスライダーを少し右に動かして、アンダーにしました。

選択範囲を取得する

トーンカーブでハイライト部分をアンダーにする

先程作ったブルーチャンネルから選択範囲を取得するには、キーボードのcommondを押しながらブルーチャンネルをクリックして下さい。そうすれば、画面に点線で選択範囲が表示されます。

トーンカーブでハイライト部分をアンダーにする

選択範囲を取得する

今回は、ハイライト部分をアンダーにするためにPhotoshopのトーンカーブを使いますが、Photoshopのどの機能でも問題ありません。画面に選択範囲の点線が表示されている状態で、トーンカーブを追加します。そうすると先程表示されていた点線が消えて、トーンカーブの横のマスクに追加されます。

後はトーンカーブの設定を自分の好みに合わせれば終了です。今回は、真ん中の部分を下げて、ハイライト部分全体をアンダーにしました。また右端を少し下げて、太陽のハイライト部分を少しアンダーにして完成です。

選択範囲を作らず様々な機能を利用する場合は、全体に効果が適用されてしまい希望通にならない場合が多くあります。どれだけ簡単に綺麗な選択範囲を作るかが、風景写真の仕上がりを大きく左右します。

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選択範囲でハイライト部分をアンダーにする動画

まとめ

この様な感じで、選択範囲を利用することで、自分の思いのままの風景写真を現像することが出来ます。「選択範囲なんて面倒だ」って思っていた方でも気持ちが変わったのじゃないでしょうか?そんなに細かな選択範囲は作りません。Photoshopの効果を適用する部分だけを考えた選択範囲を作り効果を適用させていきます。

この繰り返しで、繊細で綺麗な風景写真をRAW現像することが出来ます。合成写真を作る場合の選択範囲はかなりシビアに作る必要がありますが、風景写真のRAW現像では、そこまで必要ありません。私は基本的にその場に無いものを別の写真から持ってくる合成などは行わないので、そのテクニックはご紹介しませんが、風景写真のRAW現像に必要なテクニックは随時ご紹介したいと思います。

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著者のプロフィール(Ace)

風景写真のRAW現像テクニックやストックフォトに関する情報を配信しているブログになります。メインの活動は、RM作家として風景写真の販売を行っています。

「なぜAceなの?」ってよく聞かれるのですが、これは以前語学留学していた時に学校の先生が付けてくれた英語名になります。海外の方が覚えやすいように使っています。

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